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「父親にしかできないこと」父親の役割を理解して子育てに参加しよう

父親にしかできないこと子育て
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ここ最近、イクメンという言葉が流行っています。

母親だけでなく、父親も積極的に育児に参加している方はどれぐらいいるのでしょうか。

また、「父親にしかできないこと」ってなんでしょうか。

この記事では、子育てに積極的に参加しようとしているパパさんのために、父親にしかできないことをご紹介します。

この記事でわかること
  • 父親が教育参加しないと起こること
  • 父親が教育参加する効果
  • 父親にしかできないこと
  • 父親にも母親にも共通する役割

父親が教育参加しないとどうなる?

父親教育参加

父親は外で生活費を稼ぐだけの存在ではなく、育児にも積極的に取り組むべきです。

そもそも父親と母親2人の子供なのですから、一緒に育てるのは当たり前ですよね。

もし、父親が子供の教育に参加しなかったらどうなるのでしょうか?

ここでは、父親が教育参加しないと子供にどういう影響がでるかについてご紹介します。

集団での行動が苦手になる

母親だけが育児をしていると、

母親と子供という一対一の二者関係になりがちです。

一対一の関係だと、子供はある程度思い通りにいくように感じます。

当然一緒にいる時間が長いので、「ママは、僕(私)の言うことをわかってくれる」と子供は思います。

ここに父親が入ることで、一対一の関係ではなく、より思い通りにいきにくい三者関係になるのです。

子供にとっては、この三者関係の環境で育つことで、集団での生活や行動にうまく適応しやすくなるのです。

不安やストレスに弱くなる

父親が育児に参加しないと、

子供には強い不安とストレスに対する弱さをもたらします。

特に幼い頃に父親が不在だった子供は、うつ病にかかるリスクや幸福感にかける傾向にあることがわかっています。

精神面で父親は子供にとって居なければならない存在なのです。

子供が心身ともに成長するために、父親も積極的に育児に参加しましょう。

学業面に悪影響がでる

父親が教育に参加しないと子供の学業面に悪影響がでます。

子供は父親がいないことで家庭での安心感を得にくくなり、学校の成績が悪くなりがちで、問題行動も増えるのです。

これも特に幼少期の父親が不在だった場合に起きやすくなるので、幼少期は特に父親は子供とコミュニケーションを取り、一緒に過ごすことが大切です。

父親が子育てに参加する効果

父親が子育てに参加することは、子供にとってたくさんの効果があります。

精神的なことから学校での成績などあらゆるところで、いい効果が得られます。

何より、我が子と一緒に時間をともにすることは親子の関係を深め、家族の笑顔が増えます。

それでは、父親が子育てに参加することによって得られる効果を見ていきましょう。

言語能力に優れる

父親が育児に携わった子供は、

「言語能力に優れている」という研究結果があります。

母親は子供の発達レベルに応じて言葉を選んで話しますが、父親は難しい言葉も使う傾向にあります。

子供は好奇心旺盛でどんな事にも興味を抱きますから、たとえ難しい単語であっても簡単に覚えてしまうものです。

そんな、言葉に限度を決めない父親の接し方が子供の言語能力に影響するのです。

高学歴、成功しやすい

父親が教育に参加すると「高学歴で成功しやすい」ことがあります。

学校の成績が高くなる傾向にあり、自己肯定感も高くなります。

そうすると、自然と挑戦心が湧き社会的地位が高い職業に就くようになるのです。

実際に、年収の高い父親ほど子供の教育に積極的だということもわかっています。

うつや不安症になりにくい

父親が教育に参加することで子供は、

「うつや不安症になりにくい」ことがわかっています。

大切なことなので何度も言いますが、父親がいることで子供は安心感を得て、ストレスを抱えにくくなるのです。

ただ当たり前ですが、

うつ=父親が教育に参加しなかった

というわけではありません。

自分の子供が患うかもしれないものを、父親が教育に参加することで少しでも可能性を消せるのなら、積極的に関わってあげたいですね。

父親なりの教え方

主に父親は子供に対して「実際にやってみる」ような教え方をします。

この「実際にやってみる」ことは、成長段階である子供の脳を大きく発達させます。

趣味のDIYだって、虫取りや釣りなどの遊びでも少々危なくても子供にやらせてみせます。

もちろん、工具を使う時には子供が大けがをしないようにしたり、釣りであればライフジャケットなどで安全を確保することは大前提です。

思考して、実験する。失敗したらうまくいく方法を考えて、また試す。

自分で体験し、実験するような考え方は大人になっても役に立ちます。

こうした教え方は、父親が教育に参加することによって得られるものなので、ぜひ子供を小さな科学者にさせてあげて下さい。

こちらで子供の好奇心を育むおすすめ図鑑をご紹介しておりますので、ぜひ子供に読んでみてあげて下さい。

>>子供の好奇心を育むおすすめ図鑑10選

父親にしかできないことってなに?

父親も積極的に育児に参加することで、たくさんの効果を得られますが、父親にしかできないことってなんでしょうか?

授乳など子育てで母親にしかできないことはありますが、父親にしかできないことはあるのでしょうか?

ここでは、子育てにおいて「父親にしかできないこと」をご紹介します。

パパにしかできない遊び

父親にしかできないことに

「パパにしかできない遊び」があります。

例えば、公園で体を思いきり使う遊びや子供を抱っこして遊ぶことなどです。

一般的には女性より男性の方が、筋肉もあり体力もありますよね。

たまにパワフルなママさんもいますが、基本的には父親の方が腕力はあるはずです。

子供は抱っこされたり、思いきり体を使って遊ぶことが大好きですから、そんな時はパパの出番です。

体力や筋力がいる遊びは「パパにしかできない遊び」です。

ママを支える

父親にしかできないことに「ママを支える」ことがあります。

当然ですが、日頃子育てや家事に奔走しているママを支えられるのは、パパしかできません。

ママが疲れている時に、子供が「抱っこ、抱っこ!」と言ったり、家事をしている時に子供が邪魔することが増えると、ママはストレスが溜まってしまいます。

父親が子供の相手をしてあげることで、母親の負担を少なくして支えてあげるのです。

いざという時に頼りになる

普段は優しくても、

「いざという時に父親が頼りになる」ことは、父親にしかできないことです。

「家庭で問題が起こった」

「学校や幼稚園で問題が起こった」

そんなここぞというときに父親は率先して問題解決に動きます。

父親は、日ごろから仕事で問題に直面し、解決する毎日を送っているので頼りになります。

そんな父親の背中を見て子供は、「パパすげぇ!」となるのです。

こうして、父親の威厳が保たれ、子供からかっこいいと思われる父親になれます。

子供をフォローする

父親にしかできないことに

「子供をフォローする」があります。

子育てはバランスが大事です。

甘やかしたり、厳しすぎたりすることはよくありません。

母親は、子供がしっかりした子に育ってほしいという思いから、こどもをしかることがあります。

しかし、子供は「いつも叱られる」「いつも厳しく注意される」ことが続くと、ふさぎ込んでしまう場合があります。

また、いつも怒られると精神面も安定せず、脳の発達にもよくありません。

さらに、過度に怒られると子供の脳は萎縮してしまうことがわかっています。

これをマルトリートメント(不適切な養育)といいます。

参考:5歳児の脳を損傷させた「DV夫婦の末路」

この時に子供をフォローしてあげるのが父親です。

母親からも父親からも厳しくされると、子供は精神的に安心できる場所がありません。

いつでも、子供の精神的な逃げ場を作っておくことが父親にはできるのです。

ただし、ママを悪者にすることはやめましょう。

子供にはママが怒っている理由や、子供のために言ってくれているということを、パパがしっかり補足してあげることが大切です。

ママが言ったことを、柔らかく嚙み砕いて説明してあげるようにしましょう。

父親が家庭にいる安心感

父親にしかできないことに

「家庭にいる安心感」があります。

ただ家にいるだけですが、父親がいることで子供は安心します。

ママにとっても「パパがいるから」と心に余裕ができ、ママの安心した表情を見て子供も安心するのです。

母親一人で子供を見ていると、どうしても「ご飯の準備しなきゃ」「おむつはどうかな?」「もう少しで授乳だ」などとせわしなくなります。

そんなママの表情を見ると、子供も余裕がなくなり、泣き出したり、ぐずったりするのです。

そんな時にパパが家にいることで、「何かあったらパパがやってくれる」と母親の表情が和らぎ、子供も安心します。

パパの読み聞かせ

父親にしかできないことに「読み聞かせ」があります。

読み聞かせであれば母親もできるはずです。

しかし、ママよりもパパが読み聞かせをした方が子供にとっていい効果があるという研究結果があります。

ウーロンゴン大学のダーズマ氏の研究では、父親と母親では絵本の読み聞かせ方が違うという結果が出ました。

母親は絵本の中の物の名前を質問したり、数を数えさせたりします。

一方父親は、主人公が何を考えているかを質問したり、絵本に出てくるものを日常生活に結び付けたりする傾向があるのです。

例えば、絵本に魚が出てくると「この前釣りに行って魚を釣ったね」と話を膨らませるのです。

父親は抽象的で複雑な言葉を使う傾向にあるとされています。

それに対し母親は、子供の発達段階に合わせて会話のレベルを変えることが多いのです。

父親には父親の読み聞かせがあり、母親は母親の読み聞かせがある。

子供の創造力をより育むためには、父親の読み聞かせが最適なのです。

子供は、読み聞かせを通じて「ことば」や文章のつながりを覚えます。

学研のことばパークでは、脳科学の研究をもとに読解力、記憶力や集中力を鍛えることができます。

「聞く・話す・読む」力を伸ばすオンライン学習で、楽しみながらお子さんの成長をそばで感じることができます。

1回25分という子供の集中力が途切れないように考えられているところもことばパークの良さです。

「本が好きな子供に育ってほしい」

「人の話をしっかりと聞ける子になってほしい」

そんな方は、まず無料体験レッスンを受けてみることをおすすめします。

自分の子供に合いそうか?を試してみることがいいでしょう。

学研のオンライン学習【ことばパーク】

父親にも母親にも共通する役割

父親にしかできないことをご紹介してきましたが、父親にも母親にも共通する役割が当然あります。

それは、「子供を見守る」ということです。

子供の存在を認め、行動を見守る。そして、愛することが父親にも母親にも共通する役割になります。

親という漢字は、「木」の上に「立」って「見る」と書くように、一歩引いて子供を見守ることが大切です。

また、子供がおもちゃや遊びに熱中している時は、できるだけ邪魔をしないようにしましょう。

ついつい子供に口を出しがちですが、そこはぐっとこらえて「子供の成長時間」を見守ってあげましょう。

そうすることで、集中力が高く創造力が長けた子供になるのです。

最近では、「モンテッソーリ教育」という教育法が子供にいいと聞きます。

日本では、将棋の棋士藤井聡太さんが受けた教育として有名です。

そんなモンテッソーリ教育について詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。

>>藤井聡太も受けたモンテッソーリ教育とは?

父親=頼りになる存在へ

父親としては、子供から頼りになる存在と思われたいですよね。

「なにかあったらパパが助けてくれる」

そう思ってもらえると、パパとしても誇らしいものです。

子供と接するうえで父親が大切にするべきことは、「父親の背中を見せる」ことです。

1~10まですべて説明したり教えたりするのではなく、父親が率先して行動することで、子供は自ら考えるようになります。

パパの行動が、子供の自立心を育て、好奇心を刺激し、また一歩成長します。

そして、「パパは頼りになる」と子供は思うのです。

父親がいることで子供に安心感を与え、のびのび育つ環境を作ってあげられるので、積極的に育児に参加したいですね。

スーパーマンにはなれない

父親の理想像ってどんなものですか?

なんでもできるスーパーマンみたいな存在?

確かに映画やアニメにいるような、正義のヒーローみたいになれれば子供にとって誇らしい父親です。

ですが、現実世界になんでもできるスーパーマンのような人はいません。

この世の中に完璧な人はいないのです。

私は、父親が子供に不完全な姿を見せることは重要だと思います。

子供が成長していくにつれて、自分ができないことや周りと劣っていると感じることが必ず出てきます。

その時に、「あ、自分はこんなこともできない」「周りはできているのに」などとできない自分に劣等感を覚えることになります。

そんな時に、父親は「パパもこれができないけど、こうして克服したよ」と問題に直面した時に、どう解決してきたかを示してあげることができます。

なんでもできる父親を目指さず、たまにはちょっとできないパパをありのまま子供に見せることも必要なのです。

そうして、子供も自分が壁にぶち当たった時に困難に立ち向かう力や問題を解決する力が養えるのではないでしょうか。

なにより、すべてを完璧にこなそうとすると、父親もしんどくなりますよね。

不完全な父親も子供と一緒に成長していけるように、これからも育児をしていきたいものです。

もうすでに子育てに疲れてしんどい方は、こちらの記事をご覧ください。

子育てが辛い原因や対処法をご紹介しています。

>>子育てが辛い方へ。原因と対処法

最後までご覧頂きありがとうございました!

他にも子育てに関する記事を書いていますので、気になる方はぜひご覧ください。