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本物の天才ラマヌジャンってどんな人?インドの魔術師と呼ばれた数学者

ラマヌジャン 数学者学び
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ラマヌジャンって知っていますか?

あまり知っている人は少ないかもしれません。

ラマヌジャンは通称「インドの魔術師」と言われており、インドの天才数学者です。

ラマヌジャンは生涯で「3000個以上の公式や定理を発見した」と言われています。

考えられないですよね!

今回はそんなインドの魔術師ラマヌジャンについて紹介していきたいと思います。

また、20世紀最大の理論物理学者「アインシュタイン」について知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

アインシュタインってどんな人?

そのアインシュタインの名言集も紹介しておりますので、気になる方はこちらの記事もご覧になって頂ければと思います。

アインシュタインの名言

ラマヌジャンってどんな人?

ラマヌジャン
出典:Wikipedia
ラマヌジャンって?
  • 名前:シュリニバーサ・ラマヌジャン
  • 誕生日:1887年12月22日
  • 没日:1920年4月26日(享年32歳)
  • 出生地:南インド・タミルナード州
  • 出身大学:パッチャイヤッパル大学

ラマヌジャンはインドで生まれ、極貧のバラモン階級の家庭に生まれました。

当時インドはカースト制度という「生まれながらにして、身分が決められていました。」

ラマヌジャンは、その中でもバラモンと言われる支配者階級の家庭に生まれたのですが、暮らしは貧しかったそうです。

幼少の頃から母親から徹底したヒンドゥー教の宗教教育を受けていたそうで、菜食主義者でした。

数学以外はしない

ラマヌジャンはちゃんとした教育を受けていませんでした。

ただ、15歳の時に数学の公式集に出会い、ラマヌジャンは数学に没頭します。

ラマヌジャンは奨学金をもらいマドラスのパッチャイヤッパル大学に入学しました。

しかし、数学に没頭しすぎて他の教科はまったく勉強せず、授業にも出席しませんでした。

その結果、学位認定試験に落ち、次の年度も認定試験に落ちたため、奨学金を打ち切られて大学を中退するのでした。

ハーディ教授との出会い

学位を打ち切られて大学を中退したラマヌジャンは、しばらく独学で数学の研究をしていました。

ただ、ラマヌジャンの数学の才能は凄まじく、周りに勧められ、有名な教授たちに研究成果を書いた手紙を送るのでした。

ラマヌジャンへの返事はありませんでしたが、唯一ケンブリッジ大学の天才数学者「ハーディ教授」はその手紙の内容に驚愕しました。

初めはハーディも疑っていたみたいですが、「ハーディ教授自身が証明した未公表の成果」もラマヌジャンの研究成果を示す手紙に書いていたのです。

それ以外にも「天才数学者ハーディでも真偽をするのに困る」ものなどの定理や公式をラマヌジャンは発見していたのです。

そしてハーディ教授は、ラマヌジャンをケンブリッジ大学へ招待し、一緒に研究をするのでした。

その時すでに発見した定理はノート3冊分(3000個以上)に及びました。

ただ、そのノートには発見した定理や公式は書いていますが、肝心な証明がされていません。

ハーディ教授はそのことをラマヌジャンに聞くと、彼は「証明」という概念を持っていませんでした。

超直感型で定理がひらめくそうです。

ラマヌジャンはそのひらめきをいつも「ナーマギリ女神のお告げ」と言っていたそうです。

そこで、役割としてはラマヌジャンが発見した「定理」をハーディ教授が「証明」するという事でした。

こうして、ラマヌジャンとハーディ教授の二人三脚での研究が始まりました。

天才エピソード

寝ている間に定理がひためいたと言われるラマヌジャンには、天才エピソードがたくさんあります。

その天才エピソードを紹介していきます。

円周率を無限に言えた

ラマヌジャンは、円周率を無限に言えたといいます。

これだけでもう意味わからないくらい天才ですよね。

そして、ラマヌジャンは「円周率の公式」を発見したのでした。

「円周率の公式」にはほかにもありますが、ラマヌジャンが発見した「円周率の公式」はなぜそうなるのか?が数学者も説明するのが困難だそうです。

さらに驚くほど正確に円周率の真の値に近い計算ができるそうです。

毎朝6定理発見する

ラマヌジャンが渡英した時、ノート3冊分(およそ3000以上)の定理や公式を発見していました。

そして、渡英してハーディ教授と共同研究している間にも、毎朝6定理発見したと言われています。

ラマヌジャンは証明する概念がなかった為、ハーディ教授がこれも証明していくのでした。

3000個以上の発見を証明しないといけないのに、さらに毎朝6定理発見してくるラマヌジャン。

ハーディ教授の立場になると、たまったもんじゃないですね!

30時間働き20時間寝る

ラマヌジャンは常人には考えられない生活サイクルでした。

30時間数学の研究に没頭し、20時間睡眠をとるという生活サイクルです。

猛烈に働いた後、猛烈に寝る。

また、ラマヌジャンは菜食主義だったため、肉を食べません。

その当時野菜の収穫難だったため十分に栄養を取ることができなくなり、ラマヌジャンは病気にかかりました。

そして、32歳の若さでこの世を去るのでした。

まとめ

今回はインドの魔術師と言われる天才数学者「ラマヌジャン」について紹介しました。

僕みたいな凡人には理解できないぐらいの天才です。

ラマヌジャンが発見した定理や公式は宇宙論や高分子化学、がん研究に至るまで影響を及ぼしています。

また、ラマヌジャンの生涯は「奇蹟がくれた数式」という映画で見る事ができます。

気になる方は鑑賞してみてはいかがでしょうか?

また、万有引力で有名な「ニュートン」も紹介しておりますので、気になる方はこちらの記事をご覧ください。

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最後までご覧いただきありがとうございました!