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毒親ってなに?あなたは毒親になってないですか?毒親の特徴を紹介

毒親 特徴子育て
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毒親ってわかりますか?

毒親とは、子供に悪影響を与える子育ての事を指します。

毒親に明確な定義はありませんが、一般的に「子供を支配する」「子供を傷つける」「罵倒する」といったような、子供にとって「毒」になる親の事をいいます。

毒親の特徴は主に過干渉、子供を支配する、管理する、価値観を押し付ける、子育てをしようとしないといったことが挙げられます。

毒親という言葉ができたのは、医療関係のコンサルタントやセラピストなどで活躍している「スーザン・フォワード」が作った造語です。

この「毒になる親」という本で一気に毒親という言葉が広まったと言われています。

今回はそんな子供にとってストレスとなる「毒親」の特徴について解説していきたいと思います。

あなたも自分が当てはまっていないか?

また、当てはまっているのなら、親子の関係が愛情に満ちた人生にするため、見直してみてはいかがでしょうか?

子育てが辛い人へ向けて、子育てが辛い原因や子育てを楽しむ人と辛いと感じる人との違い、解決法などを書いています。

気になる方は、ぜひご覧ください!

毒親の特徴

毒親の多くの場合は、子供が小さいうちから影響を受けていることが多いです。

また、毒親だと気づかずに子供が大人になると「なぜ自分はこんなに性格がゆがんでいるんだろう?」などという苦しみも味わうことになります。

一言で毒親といっても、いろいろな種類があります。

ここでは、具体的に毒親の特徴を見ていきましょう。

もっといろんなタイプや毒親論の起源などを知りたい方は、こちらも参考にしてください。

論文:斎藤学(毒親とこどもたち)

特徴①子供を支配する

毒親の特徴に「子供を支配する」ということがあります。

子供を自分の言う通りにさせ、子供を縛り付ける。

子供が自分のいう事を聞けば機嫌がよく、いう事を聞かなければ厳しい言葉で責める。

子供を怖がらせてでも、自分の言う事を聞かすように命令をする。

「あなたはできない」「それはダメ、あれもダメ」というように、子供の好奇心をなくさせる行動をする。

子供は好奇心でいろいろなことを学び、成長していきます。

これをなくすことは、子供にとって非常にストレスになります。

こういった子供を監視し、支配するのも毒親の特徴です。

特徴②子供を過度に管理する

「子供を管理しすぎる」というのも、毒親の特徴です。

学校や幼稚園、友達との関係について管理する親です。

それだけではなく、身に着けるものや着る服、音楽、食べ物まで必要以上に管理します。

そして、期待に応えない場合は、子供を責めたりします。

子供は親に「愛されたい」ものです。

親に愛されたいから、「いい子」を演じますが、外で日頃のストレスを発散するようになったりします。

子供を過度に管理すると、外で反発するようになり、攻撃的になったり問題行動を起こすようになる可能性もあります。

このような子供を管理しすぎるのも「毒親」の特徴になります。

特徴③子供に過干渉する

子供に「過干渉をする」のも毒親の特徴です。

過干渉とは、「子供の意見を無視して、行動や考えを極端に制限する」ことを言います。

親にとって子供は無条件に愛せる存在です。

そんな愛しい子供にはなんでもしたくなるものです。

子供が幼い頃は子供に「してあげる」ことが必要ですが、思春期になるとそうもいきません。

思春期を越えても、子供に過干渉することは、子供の将来にとって悪影響になる可能性があります。

「子供の進路を勝手に決める」「子供の交友関係に口を出す」「子供の話を聞かない」といったことが過干渉な親と言えるでしょう。

また、子供が大人になっているにも関わらず、就職などに口を出すことも過干渉と言えます。

このような過干渉の親は、子供の意見を尊重しません。

親(自分)が言っていることが正しいと思い込んでいるので、それを子供に押し付けます。

そんな過干渉な毒親に育てられると、子供は「挑戦できなくなる」「自身をなくす」といったようになります。

過干渉な親も毒親の特徴と言えます。

特徴④価値観を押し付ける

「子供に価値観を押し付ける」のも毒親の特徴です。

当たり前ですが、子供と親は別々の人間です。

一心同体ではないので、考え方も体も違います。

そんな子供に自分の価値観を押し付けるのは、子供の自由を奪い悪影響になりかねません。

価値観を押し付ける人は、人それぞれ考え方があるという事が理解できません。

自分が正しく、相手は間違っている。自分とは違う意見や考え方を受け入れることができません。

そのため、子供に対しても自分の価値観を押し付け、子供を自分のコピーのように育てます。

それに従わなければ、子供を否定したり、責めたりします。

このような自分の価値観を押し付ける親も毒親の特徴です。

特徴⑤罵倒する

「子供を罵倒する」のも毒親の特徴です。

「なんでこれをしないの?」、「こんなこともできないの?」など、子供ができなかったり、いう事を聞かなかったときに、怒鳴り罵倒します。

「強く叱ることがしつけ」「罵倒が愛のあるしつけ」というのは間違いです。

強く怒られたり、虐待を受けている子供の脳は、萎縮または肥大するといったことが科学的にわかっています。

参考:体罰や言葉での虐待が脳の発達に与える影響(公益社団法人日本心理学会)

こういった子供は自責の念が強くなります。

また、罵倒されるほど、毒親に依存してしまいます。

このような子供を罵倒する親も毒親の特徴になります。

毒親にならないために

今回は毒親って何なのか?また、毒親の特徴について紹介しました。

毒親も初めからそうだったわけではありません。

毒親自身も毒親に育てられた結果、自分も気づけば毒親になってしまったという事が多いと思います。

自分が毒親になってしまったと自覚がある方は、もう一度子供との関係を見直し、子育てと向き合うことが大切です。

また、いつのまにかそうなってしまっていないか、自分と向き合うことが必要です。

ただ、子供に没頭しすぎると、子育てが辛くなってしまいます。

完璧な親を目指さず、程よく頑張る子育てが親子の関係をより良いものにするでしょう。

子供との時間を大切にするために、読み聞かせの絵本を読んであげるのもいいと思います。

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