「子供を理系に育てたい」
ここ最近はプログラミングや人工知能といったことに詳しい理系人材が重要視されるようになってきました。
また、将来の労働はロボットやAIに任せるといったようなことも言われています。
お子さんの将来を見据えて「子供を理系に育てたい」
そう思っている親御さんもいると思います。
その際におすすめなのが、絵本の読み聞かせです。
絵本の読み聞かせで、幼少期の時から理系脳を育むことが期待できます。
ほとんどの親御さんが絵本を使って読み聞かせをしていると思います。
でも、本屋さんに行くと絵本が大量にありすぎてどれを選んだらいいか悩みますよね。
しかも絵本はフルカラーで印刷されているので、大人が読む文字だけの単行本と比べると、値段も高くなってきます。
どうせ買うならお子さんがワクワクするいい絵本を買いたいですよね。
今回は子供を理系に育てたい親御さん向けに、
私が実際に子供に読み聞かせをしている、理系脳を育む絵本を紹介したいと思います。
年齢別、買ってよかった公文のおすすめおもちゃを紹介しておりますので、こちらの記事もご覧頂ければと思います。
また、お子さんが自主的に学習し、賢い子に育てたい親御さんは、こちらの記事を読んでいただくことがおすすめです。
子供を理系脳に育てるおすすめ絵本
子供はどんなことにも興味が湧きます。
この幼少期に絵本の読み聞かせで、本を読むことはお子さんの将来にとっていい影響を与えます。
その中でも私が実際に子供に読み聞かせている絵本を紹介します。
ちなみに私の子供は現在3歳と4歳の子供を育てており、言葉も文字もどんどん覚えていきます。
この時期は特に「なぜ?」「どうして?」に答えてくれるような、絵本を読み聞かせすることをおすすめします。
物理がわかる絵本
ロケットかがく
著者:クリスフェリー
物理学者、数学者。
ウォータール大学で数理物理学理学士号、応用数学の修士号、量子力学の確率論の理論と応用数学の博士号を取得。
シドニー工科大学量子ソフトウェア及び情報センター准教授。
監訳者:小野雅裕(おの・まさひろ)
NASAジェット推進研究所(Jet Propulsion Laboratory)技術者。
1982年大阪府生まれ。2005年東京大学工学部航空宇宙工学科卒業。
2012年マサチューセッツ工科大学(MIT)航空宇宙工学科博士課程および同技術政策プログラム修士課程修了。
2012年より慶應義塾大学理工学部助教。
著者と監訳者を見ての通り、物理、数学の専門家が書いており、絵本ながらしっかりとした理論を学ぶことができます。
この「ロケットかがく for babies」は飛行機やロケットが飛ぶ仕組みをボールを使って解説してくれている絵本です。
あなたがまだ子供の頃、公園で空を見上げたときに
「なぜ、飛行機は飛べるんだろう」と思ったことはありませんか?
また、今でも子供を公園に連れて行ったときに、
子供が空を見上げ「ママ(パパ)、飛行機ってなんで飛べるの?」と聞かれたことがある人もいると思います。
そのときに説明が困った方は、この絵本をお勧めします。
空を飛んで宇宙に行くにはどんな「力」が必要かをボールと矢印を使って解説してくれています。
また、子供が好きな擬音も入っているので子供も一緒に読める絵本です。
そうたいせいりろん
この「そうたいせいりろん for babies」もクリスフェリー(著)シリーズの絵本です。
著者:クリスフェリー
物理学者、数学者。
ウォータール大学で数理物理学理学士号、応用数学の修士号、量子力学の確率論の理論と応用数学の博士号を取得。
シドニー工科大学量子ソフトウェア及び情報センター准教授。
監訳者:村山斉(むらやま・ひとし)
カリフォルニア大学バークレー校Mac Adams冠教授、東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構教授。東京大学特別教授。
この絵本は相対性理論がどういうものなのか?をボールを使って説明してくれています。
アインシュタインの相対性理論は「重力の正体」を明らかにした理論です。
また、一般相対性理論でわかった「ブラックホール」や「特異点」などについても本格的かつ分かりやすく書いてくれているので、子供でも理解できます。
アインシュタインについて知りたい方はこちらの記事をご覧になって頂くことをお勧めします。
ニュートンりきがく
この「ニュートンりきがく for babies」もクリスフェリー(著)シリーズの絵本です。
著者:クリスフェリー
物理学者、数学者。
ウォータール大学で数理物理学理学士号、応用数学の修士号、量子力学の確率論の理論と応用数学の博士号を取得。
シドニー工科大学量子ソフトウェア及び情報センター准教授。
監訳者:村山斉(むらやま・ひとし)
カリフォルニア大学バークレー校Mac Adams冠教授、東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構教授。東京大学特別教授。
この絵本はニュートンが発見した万有引力について、ボールを使って説明してくれています。
ものを持ち上げて離すと「なぜ下に落ちるのだろう?」という疑問に答えてくれます。
また、絵本の締めくくりには、物理学で重要な3つの運動法則についても説明してくれています。
また、ニュートンについて知りたい方は、こちらの記事をご覧になることをお勧めします。
りょうしりきがく
この「りょうしりきがく for babies」もクリスフェリー(著)シリーズの絵本です。
著者:クリスフェリー
物理学者、数学者。
ウォータール大学で数理物理学理学士号、応用数学の修士号、量子力学の確率論の理論と応用数学の博士号を取得。
シドニー工科大学量子ソフトウェア及び情報センター准教授。
監訳者:村山斉(むらやま・ひとし)
カリフォルニア大学バークレー校Mac Adams冠教授、東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構教授。東京大学特別教授。
この絵本はFacebook(現meta)の創業者マークザッカーバーグが子供の読み聞かせに使った絵本で有名です。
最先端の量子力学についてわかりやすく説明してくれている絵本です。
量子力学といえば「目に見えない小さい世界」なので、イメージが掴みにくいですが、絵を使って説明してくれているので、文章より絵で理解できるようになっています。
まとめ
今回は理系脳を育てる絵本を紹介しました。
クリスフェリー(著)絵本の最大の特徴はわかりやすくボールと矢印を使って説明をしてくれているところだと思います。
他に余計な情報がないので、子供も理解がしやすいなと思います。
子供は好奇心旺盛で、いろいろなことに「なぜ?」「どうして?」という疑問が湧きます。
その際、親御さんがすべてに答えることができないこともあると思います。
そんな時、今回紹介した絵本などを見せたりすると、子供がまた一つ成長することができ、あなたのお子さんがまた一つ賢いお子さんになると思います。
お子さんを理系脳にしたいお子さんは、ぜひ一度読んでみることをおすすめします。
子供の好奇心を育むおすすめの図鑑について紹介しておりますので、こちらの記事もご覧頂ければと思います。
子供がワクワクする偉人をテーマにした絵本について紹介しておりますので、こちらの記事もご覧頂ければと思います。
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最後までご覧いただきありがとうございました!