「妊娠した」
そう告げられると男性は自分はどうしたらいいんだろうと考える人もいると思います。
ちゃんとサポートできるかな?
どう接したらいいのかな?
など第一子の場合は初めての経験なので、どうしたらいいか迷っている人が多いと思います。
そこで今回は「パパになる方」へ向けて
- パパが知っておくべき妻の心と体の変化
- 妊娠中の妻に言ってはいけないこと
- 知っておくべき危険な合図
について紹介していきたいと思います。
現在、僕は4歳と3歳の2人の父親です。
また、妻のおなかには新しい子供がおり、3人目を妊娠中です。
僕はパパとして十分なサポートをしてあげられている自信はありません。
でも、新しくパパになる方へ少しでもアドバイスができたらと思ったので、ゆっくり見ていっていただければと思います。
僕は発達障害(自閉症スペクトラム障害)であり、うつ病を併発しております。
こんな僕でもなんとか子育てをしておりますので、あなたなら必ずできるはずです。

パパが知っておくべきこと
妊娠がわかりこれから新しい生命が誕生します。
それまで「ママ」は命を懸けて子供を産みます。
それに対して、
「パパ」は何をしてあげたらいいでしょうか?
また、何をしたらいけないのか?
それでは、妊娠中の妻をサポートするために、知っておくべき心と体の変化について紹介します。
妻の心の変化
妊娠中の妻には様々な不安を抱え、心の変化が起こります。
どんな心の変化があるのでしょうか?
パパが知っておくべき妻の心の変化について見ていきましょう。
情緒不安定になりやすい
妊娠するとホルモンバランスの変化などで情緒が不安定になりやすいです。
子供を産む体になる為にホルモンバランスが劇的に変化します。
そのため、「イライラしたり」「旦那にあたったり」することもあるでしょう。
そして、妻自身も「なぜ些細なことでイライラしてしまうんだろう」と抱え込んだりする場合もあります。
また、体が思い通りに動かなくなったことや将来への不安から、気持ちが不安定になることも多いのです。
ここでパパがしてあげることは、「妻を受け止める」ことでしょう。
妻の話をよく聞き、共感して寄り添ってあげることを心がけましょう。
妻が求めているのは、「共感して寄り添ってくれること」なので、論理的なアドバイスなどは逆効果になる場合があります。
- モチベーションを保つ事が難しい
- 講師がそばにいないので、すぐに疑問を解決できない
- 自己管理が必要になる
妻の体の変化
妊娠すると体に変化が現れます。
これはあかちゃんを産んで育てるために起こる変化です。
ここでは妊娠中の体の変化について見ていきましょう。
おなかが大きくなる
おなかが大きくなることは、おなかの中の赤ちゃんが成長している証です。
子宮が大きくなるので、胃や膀胱などが圧迫されて、ご飯が食べられなくなったり、腰が痛くなったり、頻尿になったりします。
また、大きなおなかがつかえて、思い通りに動けなくなります。
そうなると家事がしにくくなりますので、家事を率先してすることが大切です。
- 家事を積極的にしよう。
体毛が濃くなる
妊娠するとホルモンの影響で妻の体毛は濃くなります。
もちろん個人差があり、まったく体毛が濃くならなかったという人もいます。
ただ、産後になると元に戻るので気にしないようにしましょう。
- 冗談でもからかうようなことは言わない!
体重の変化
妊娠すると脂肪がつきやすくなります。
さらに、血液の量が多くなったり、赤ちゃんの重みで体重が増えます。
血液量が増え鉄分が不足することが多いので、鉄分もしっかりとるように心掛けましょう。
ただ、体重が増えすぎても出産する際に影響が出てくるので、体重管理は大切です。
パパも協力して体重管理に協力してあげてください。
- 散歩に誘ったり、食べすぎないようにしてあげましょう!
乳房が大きく、乳頭や乳輪が黒ずむ
妊娠すると乳房が大きくなります。
また、乳頭や乳輪も黒ずんできます。
これは比較的妊娠初期から現れてきます。
乳房が大きくなることで、肩凝りなども現れることがあるので、方のマッサージをしてあげてもいいですね。
乳頭や乳輪が黒ずむのは、授乳に備えて皮膚を強くするためです。
そして、メラニン色素が増えるために黒ずむのです。
- 黒ずみをからかわないようにしよう!
- 肩のマッサージをしてあげよう!

妊娠中の妻に言ってはいけないこと
妊娠中の妻は非常に敏感でデリケートです。
何けない一言で気づ付けてしまう事が原因で、夫婦関係が悪くなることがあります。
ここでは、妊娠中の妻に言ってはいけないことを紹介します。
みんな経験してるから
パパは妻の不安を抑えるために「みんな経験しているんだよ」と言いたいのはわかります。
でも、妻は不安を抱えているので、受け入れてほしいのです。
一言で「みんな経験してるから大丈夫」と言わないようにしましょう!
誰々の奥さんはこんなに頑張ってる
他の奥さんを引き合いに出して「誰々の奥さんは妊娠中でももっと頑張ってる」というようなことはダメです。
そもそも他人の奥さんと比較することはやめましょう!
男性は出産の痛みも不安も感じないわけですから、そんな無責任な発言は言わない方がいいです。
仕事が忙しいから
「仕事が忙しいから」と一言で片づけるのはやめましょう!
妻に何か頼まれたときや出産に関する行事はできるだけ協力しましょう!
家庭の為に仕事をしているパパは素晴らしいと思いますし、もっとリスペクトされるべきです。
毎日ストレスを感じながら仕事をし、男性も疲れているのを理解してほしい気持ちもわかります。
それでも、できるだけスケジュールのやりくりをして、協力してあげることが大切です。
そんなにしんどいの?
妊娠すると体調が悪くなりやすいものです。
「俺だって体調が悪くても仕事に行っている」と言いたくなる気持ちはわかりますが、ここは「休んどいていいよ」と一言掛けてあげましょう!
家事ができていなく、部屋が汚くなっていても「なんで掃除しないんだ」なんてことは言わないように。
部屋が汚くなることよりも、母子ともに元気であることの方が大切です。
知っておくべき危険な合図
パパが知っておくべき「妊娠中の危険な合図」について紹介していきます。
これらの症状がでたら、流産、切迫早産の可能性があります。
主な症状がでたら、検診を受けている産婦人科に連れて行ってあげましょう!
- 出血
- おなかの張り
- 下腹部の痛み
また、出血量が増えてきたり、おなかの張りが強くなってきたら緊急性が高いと言われています。
僕は医者ではなく、専門家ではありませんので、詳しくは産婦人科の先生に聞くのをおすすめします。
パパはできる限りのフォローをしてあげましょう!
特に家事をすることと、常に連絡を取れる状態にしておくことが大切です。

パパの心得
パパとして心得ておくことをまとめておきますので、最低限これだけはおさえましょう!
- 心得①妻の話を聞き、不安を分かち合おう!
- 心得②ほかの妊婦と比較しない!
- 心得③妻をよく見てサポートしよう!
- 心得④夫婦の時間を大切にしよう!
- 心得⑤妻の変化を受け入れよう!
- 心得⑥無責任な一言を言わない!
パパも初めて親になるわけですから、悲観的になる必要はありません。
パパ1年生として、ママとあかちゃんと一緒に成長していきましょう。
なにより家族笑顔でいることが大切です!
全国のパパさん頑張りましょう!
他にも子育てに関する記事を書いておりますので、気になる方はご覧ください。

最後までご覧頂きありがとうございました!