皆さん将棋って知っていますか?
日本で昔からあるボードゲームですが、
知っているけどルールはわからないという方もいると思います。
将棋のルールは複雑ですし、和服で対局したりするので、
格式高くとっつきにくいイメージもあると思います。
ただ、一度ハマるとなかなか楽しいのです。
今回はそんな将棋のルールと駒の動かし方を紹介します。
また、将棋の基本ルールや将棋用語をこちらの記事で書いています。
将棋の囲いについて知りたい方はこちらをご覧下さい。
将棋ってなに?
将棋とは、9×9のマス目の将棋盤を使って、2人で対戦するゲームです。
初めは決まった位置に駒を置き、1回ずつ交互に駒を動かし、
相手の玉将または王将を動けなくした方が勝ちです。
使う駒は、8種類あり、二人合わせて40枚(自分の駒は20枚)の駒を使います。
また、自分から見て下から3列目を「自陣」、
自分から見て上から3列目を「敵陣」といいます。
駒の動かし方
将棋は、駒によって動き方が変わります。
ここでは駒の動かし方を覚えましょう。
玉将、王将(ぎょくしょう、おうしょう)
自分の周りのマスに1マス動けます。
玉将、王将は「成る」ことはできません。
この駒を取られると負けになります。
角行(かくぎょう、かく)
一般的に「かく」と言われます。
斜めにどこまでも動けます。
斜め方向にどこまでも動けますので、強力な駒です。
また将棋には「成り」といって、
敵陣(自分から見て上から3列目)に入ると駒がひっくり返り、
動けるマスが増える駒があります。
「成る」ことができる駒は、
飛車(ひしゃ)、角(かく)、銀(ぎん)、桂馬(けいま)、香車(きょうしゃ)歩(ふ)の5種類になります。
龍馬(りゅうま、うま)
一般的には「うま」と呼ばれます。
角が「成る」と馬(うま)になり、
さらに強力になります。
斜めにどこまでも動け、自分の周りの1マスに動けます。
飛車(ひしゃ)
縦と横にどこまでも動けます。
戦車のような強力な駒です。
龍王(りゅうおう、りゅう)
一般的には「りゅう」と呼ばれます。
飛車が「成る」と龍(りゅう)になり、
さらに強力になります。
縦と横にどこまでも動け、自分の周りの1マスに動けます。
金将(きんしょう)
斜め後ろ以外で、自分の周りの6マスに動けます。
「金」は成ることはできません。
銀将(ぎんしょう)
横と後ろ以外の方向に動けます。
銀は成ることができます。
成銀(なりぎん)
銀が「成る」と金と同じ動きになります。
斜め後ろ以外の6マスに動けます。
桂馬(けいま)
少し変わった動きをする駒で、
飛び道具のような駒です。
斜め前の1マス飛び越えた場所に動けます。
成桂(なりけい)
桂馬が「成る」と金と同じ動きになります。
斜め後ろ以外の6マスに動けます。
香車(きょうしゃ)
前に一直線に動かすことができます。
ロケットみたいに突進するような駒です。
成香(なりきょう)
香車が「成る」と金と同じ動きになります。
斜め後ろ以外の6マスに動けます。
歩兵(ふひょう、ふ)
前に1マスだけ動かすことができます。
一般的には「ふ」と呼ばれます。
将棋が強い人は「歩の使い方が」非常に上手です。
と金(ときん)
歩が成ると「ときん」になります。
金と同じ動きになり、
斜め後ろ以外の6マスに動けます。
まとめ
今回は将棋の駒の動かし方について紹介しました。
将棋が難しいと感じる一番初めのポイントは、
駒の動かし方を覚えるところだと思います。
ただ、駒の動かし方さえわかれば、一応将棋で遊ぶことができます。
他にも、持ち駒や、禁止ルール、
囲い(どうやって王様を囲うか)、戦法(どうやって攻めるか)など、
将棋には、覚えることがたくさんあります。
だが、一度覚えて自分でやってみる忘れることはなく、
おじいさん、おばあさんになっても一生遊べます。
また、将棋ウォーズというゲームがあるので全国のプレイヤーと対戦することで、将棋も上達すると思います。
僕も初めて将棋のルールを覚えたのは、
小学生の低学年の時でしたが、
そこから大人になるまで将棋をしていなくても、
ルールや駒の動かし方は覚えていました。
みなさんも、将棋を覚えて趣味にしてみてはいかがでしょうか?
最後までご覧いただきありがとうございました!