皆さんは読書をしますか?
「読書はあまりしない」
「前はしていたけど、最近はしなくなった」
近年、若者の読書離れが多くなっています。
理由としては、読書に代わる娯楽が多くなっていることが要因です。
ただ、読書をすることには、たくさんのメリットがあります。
私が読書をする一つの理由は、
「現実逃避」です。
現実と向き合う事は大切ですが、読書をしてたまには現実逃避をし、リラックスすることがあってもいいと私は思います。
今回は、
- 読書によってストレスが軽減されるのは本当?
- どんな本を読めばいい?
- どんなジャンルの小説がいい?
について紹介していきたいと思います。
また、読書をしていて疲れるという方は、読書の姿勢が原因かもしれません。
読書で疲れない姿勢を知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
読書でストレスが軽減されるって本当?
私は、現実逃避をしたいとき、ストレスを解消するために読書をすることがあります。
では、実際に読書をすることでストレスが軽減されるのは、本当なのでしょうか?
イギリス、サセックス大学の研究チームが、ストレスが軽減されるのはどのような行動なのかを実験しました。
その結果がこちらです。
- 読書:68%
- 音楽鑑賞:61%
- コーヒーを飲む:54%
- 散歩:42%
- ゲーム:21%
一番ストレスが軽減される行動が読書の68%でした。
二番目が音楽鑑賞で61%、それから順にコーヒーを飲むこと、散歩、ゲームと続きました。
この実験の凄いところは、これだけのストレス軽減効果に表れた時間が、たったの6分間というところです。
読書をするだけで、ストレスが68%軽減される。
しかもたったの6分で!
こう聞くともう読書をするしかないですね(笑)
実際私も読書をすると、何か落ち着いた気持ちになり、思考がスッキリする感じがします。
特に小説などの物語を読んでいると、その世界に産み落とされたかのように没頭してしまいます。
この時の自分は、現実世界から離れ、小説の中の人になっている気分なので、ストレスフリーな状態だと言えるでしょう。
どんな本を読むのがいい?
読書によって現実逃避をし、ストレスが軽減されることがわかりました。
では、どんな本を読むのがいいのでしょうか?
ここでは、どんな本を読むことがストレスを軽減させるのかを紹介していきたいと思います。
また、私が現実逃避をする時にどんな本を読んでいるかを紹介していきます。
小説
読書による現実逃避をするなら、やはり小説でしょう。
小説は物語なので、感情移入がしやすいです。
読み進めている内に主人公や、他の登場人物に対して、自然と感情移入をしてしまいます。
なので、現実逃避をするなら小説がおすすめです。
小説にもたくさんありますが、自分の好きな作家さんや好きな分野の小説を読むことがいいでしょう。
これから小説を読み始めたいという方は、とりあえずベストセラー本や書店でよさそうな小説を自分で見つけるのがいいと思います。
本好きの友人に聞いておすすめの小説を教えてもらう事もいいかもしれません。
小説の中でもどんな種類がいい?
一言で小説と言ってもいろんな種類があります。
その中でも、私は「推理小説」と「経済小説」をよく読みます。
現実逃避に限らず、この2つが好きなのでよく読みます。
それでは、この2つの魅力を見ていきましょう!
推理小説の魅力
推理小説の魅力は主に、
・スリルとサスペンス
・謎を解いていく面白さ
・非日常な世界
この3つでしょう。
スリルとサスペンス
スリルとサスペンスは、推理小説の一番の魅力です。
犯人との対決、危機一髪の状況などのスリルが読者をもハラハラさせるのです。
この犯人との一進一退の攻防は他のジャンルの小説では観ることができません。
謎解きの面白さ
推理小説の魅力の2つ目は「謎解きの面白さ」です。
推理小説の中でも内容によりますが、少ない情報や不可解な謎の状態から一つ一つ絡まった紐をほどいていく様子が、たまらなく爽快です。
たまに自分の予想を裏切るような展開がくると「そうきたかぁ!」と感じ、この嬉しい裏切りが推理小説にはあります。
読んでいる自分も仮説を立てて、まるで主人公になったように感じれるのは、推理小説の魅力です。
非日常の世界
推理小説の魅力の3つ目は「非日常の世界がある」というところです。
推理小説では、当たり前のように人が殺されますが、現実世界ではめったにないでしょう。
この非日常感を味わえることで、現実逃避をしている実感がすごく湧きます。
現実世界にはないですし、そんな体験普段からしないからこそ、そのスリルに引き込まれるのでしょう。
逆に現実世界ではあってはいけない、推理小説の中だけであってほしいと心から思います。
経済小説の魅力
経済小説の魅力は主に
・リアルな情報
・人間ドラマ
だと感じます。
世の中は、ほとんどの人がサラリーマンとして働いており、そんな会社組織で現実に起こりうる物語や主人公や周囲の苦悩、成長などが魅力です。
リアルな情報
経済小説の魅力の1つ目は「リアルな情報」があるところでしょう。
推理小説やSF小説とは対照的なリアルな現実を描いている事が多いです。
サラリーマンの苦悩やその周囲の人たちの苦悩、葛藤など現実世界で起こり得ることがあり、自分と照らし合わせたり、共感したりするので、読んでいるうちにいつの間にか引き込まれます。
また、経済小説にはビジネスや経済の専門用語などが使われたりして、そういった知識を身に着けることができます。
楽しんで読みながら、社会に役に立つ知識が身につくのは一石二鳥ですね!
人間ドラマ
経済小説の魅力の2つ目は、思わず応援したくなるような「人間ドラマ」があるというところです。
職場の人間関係や家庭での環境、「頑張れ!!」と叫びたくなるような展開が待ち受けていたりします。
私もいつも「わかる、わかる!」と共感しながら、読んでいます。
この人間ドラマを味わえるのは、経済小説の魅力と言えるでしょう。
経済小説のおすすめ小説は、こちらの記事でも紹介しておりますので、気になる方はご覧になって頂ければと思います。
まとめ
今回は、読書をすることがストレスの軽減に繋がることについて書きました。
また、実際どんな本を読むのが良いのか?どんなジャンルの小説が良いのか?などを現実逃避したい方向けに紹介しました。
現実逃避というと、ネガティブで良くないイメージがあります。
ただ、ストレスが溜まっている時に読書をすることでストレスが軽減されることがわかりました。
なので、悩んだりストレスを感じている時は、皆さんも積極的に読書をしてみて下さい!
ジャンルについては、自分が気になった本を読む事が一番いいので、ぜひ手に取って読んでみて下さい。
他にも読書についての記事を書いておりますので、気になる方はぜひご覧ください!
最後までご覧頂きありがとうございました!