簿記の資格を勉強しようと思った時や勉強をし始めた時、
又は経理の仕事に就こうと考えている人の中に
「自分に向いてるのかな?」
「向いていないかも?」
と考えてしまう事もあると思います。
実際、簿記に向き不向きはあります。
今回は、簿記いわゆる経理の仕事で
- 向いている人
- 向いていない人
- 簿記を勉強すべき理由
について解説していきます。
簿記とはなにか?について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください!
そもそも簿記とは?
簿記に向き不向きかを紹介する前に、「簿記とはなにか?」について紹介します。
簿記とは、会社の帳簿をつけることをいいます。
日々の「会社の取引やお金の流れを記録しておくもの」です。
そして、これをもとに「貸借対照表」「損益計算書」などを作成します。
会社の財務状況や経営成績を把握するためです。
このデータを使って経営判断をしていくので、簿記は会社にとって必要不可欠なものになります。
簿記の資格を取得すると、経理という職種に役立つのです。
簿記に向き不向きはあるのか?
簿記の勉強をする際や経理の仕事に就く際に、向き不向きはあるのでしょうか?
結論としては、簿記に向き不向きはあります!
どんなことでもそうですが、向き不向きはあります。
ただ、簿記は努力でカバーできる資格です。
簿記は数字を扱いますが、特別難しい数学を使うわけではありません。
自分が簿記に向いていないと思ったとしても、あきらめずに勉強を重ねれば必ず取得できる資格です。
さらに、汎用性が高い資格で日常から仕事までたくさんのことに活かすことのできる資格なので、ぜひ簿記を勉強して人生に役立てて下さい。
簿記に向いている人の特徴
簿記とはなにか?を紹介しましたので、
ここからは、簿記(経理)に向いている人は、どんな人なのか?について紹介します。
簿記や会計の知識
当たり前ですが、簿記や会計の知識がある人は、簿記(経理)に向いてる人です。
簿記は日々のお金の流れを記録するものですから、簿記や会計の知識がある人は、即戦力として経理の仕事で活躍できます。
逆に知識がなくても、入社してから学んでいける人、抵抗がない人は向いてると言えるでしょう。
パソコンスキルがある人
簿記(経理)では、パソコンにデータ入力をしたり、エクセルなどで表を作成したりすることがあります。
日々、会社でデスクに座ってパソコンを触ります。
なので、パソコンスキルがある人は、簿記(経理)の仕事に向いてる人と言えます。
数字に強い人
簿記は会社の数字を扱う仕事なので、数字に強い人は向いてる人と言えます。
ただ、難解な数式などを使う事はありませんので、高度な数学が必要とされることはないです。
簿記は数字を扱いますが、文系の資格です。
理系の学部で簿記を習う事はありません。
学生時代に数字が苦手だったという人が「簿記は数字を扱うから無理かも」とあきらめるのはやめましょう!
数字を見るだけでも嫌という方でなければ大丈夫です。
勉強が好きな人
勉強が好きな人は簿記(経理)に向いてる人と言えます。
会計基準や税制は日々変わるので、常にアンテナを張っておかなければなりません。
そして、変わるたびに新しいことを学ぶことが必要です。
つまり、新しいことに興味があり、変化に対応できる人。
それを率先して学べる人が向いてる人と言えるでしょう。
簿記に向いていない人の特徴
ここでは簿記(経理)に向いていない人について紹介します。
基本的には先ほど紹介した向いてる人の逆が向いていない人になります。
簿記や会計が苦手な人
当たり前ですが、簿記や会計が苦手な人は向いていない人です。
苦手な人は毎日の仕事で苦痛を感じながら作業することになるので、やめておいた方がいいでしょう。
今は知識がなくても、勉強意欲が高く、簿記の資格を取ったり、会計について学べる人は向いてます。
パソコンが苦手な人
パソコンが苦手な人は簿記(経理)に、向いていない人と言えます。
日々パソコンと向き合って行う仕事なので、デスクに座ってパソコンを触るのが苦手な人は苦痛に感じると思います。
パソコンを触ったことがない人は、一度エクセルなどを勉強してみるのがいいと思います。
初めて触る人やあまりパソコンを触らない人は、苦手に感じることが多いです。
ただ、どんなにパソコンが得意な人も、「みんな初心者」の状態から始めましたので、よっぽど苦手な人でない限り大丈夫です。
数字が苦手な人
簿記は数字を扱う仕事なので、数字が苦手な人は向いていない人と言えます。
ただ、難解な数式などは使いませんので、「数字を見るのも嫌」という方でない限り、大丈夫です。
計算などもパソコンがしてくれますし、それよりも計算や作業を効率化するための「パソコンスキル」の方が重要だと言えます。
勉強が嫌いな人
勉強が嫌いな人は簿記に向いていない人と言えます。
向いてる人でも言いましたが、会計基準や税制は日々変わります。
その変化に適応すること、常に学び続けることが必要です。
なので、勉強が嫌い、新しい事や変化に興味を持てない人は、向いていないでしょう。
コミュニケーションが苦手な人
簿記(経理)は黙々と自分の作業をして、コミュニケーションを取らないと思われがちですが、実際は社内で会話をします。
経理は営業などからの他部署から上がってきた数字をまとめる必要があり、コミュニケーションを必要とします。
また、科目ごとに担当が分かれますが、最終的にそのそれらをまとめて財務諸表を作成します。
なので、経理の部署間でもコミュニケーションが必要ですし、わかりやすく伝えることも必要です。
簿記は勉強するべき
これまで簿記の仕事について、向き不向きかを書きましたが、簿記は経理以外の人も勉強するべき資格です。
簿記はビジネスマンにとって知っておくべき知識と言えます。
なぜなら、会社は日々取引をし、そこでお金のやり取りをします。
そして、その活動によって会社への利益が発生します。
簿記を勉強することによって、会計の基礎を学ぶことができるので、会社の数字が読めるようになり、仕組みを理解することができます。
つまり、ビジネスマンにとって必須のスキルと言えるでしょう。
まだ、簿記の資格を取得していない方は、勉強をしてみることをおすすめします。
その際、資格講座を受講するのが、効率よく勉強をすることができます。
実際新しいことを学ぶときには、頭が困惑しがちになります。
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現在、簿記の勉強が辛いと思う方はこちらの記事をご覧ください。
僕が簿記2級を取得した際の合格体験記を書いております。
少しでも勉強が辛い方へ勇気を与えられたら幸いです。
他にも簿記や資格についての記事を書いておりますので、気になる方はご覧ください。
最後までご覧頂きありがとうございました!