皆さん将棋のことはご存じだと思います。
将棋は2人で対戦するボードゲームですが、ルールが難しいと思っている人も多いかと思います。
「将棋をしてみたいけどルールが難しそう」
「覚えることが多そう」
そんな方に向けて、将棋の基本ルールと反則や将棋用語について、紹介したいと思います。
また、駒の動かし方についてはこちらの記事に詳しく書いておりますので、
こちらを見ていただければと思います。
基本ルール
将棋の基本ルールは大きく分けて4つあります。
- 相手の玉将(または王将)を詰ませた(動けなくする)方が勝ち
将棋は相手の玉将(王将)を動けなくした方が勝ちです。
これを「詰ませる」と言います。
王将がどこにも行けない
→の方向に行けないため、負けです。
- 相手の駒を取ることができる
将棋は相手の駒を取ることができます。
取るとはどういう状況かというと、
自分が駒を動かしたときに相手の駒とぶつかるその相手の駒を取ることができます。
自分の手番で矢印の方向に「と金」を動かせば、相手の駒を取れます。
- 取った相手の駒を使うことができる
将棋は相手の駒を取ることができると説明しましたが、その取った駒を使うことができます。
取った駒のことを「持ち駒」といい、自分の手番の時にその持ち駒を使うことができます。
この「取った駒を使える」というルールが将棋の特徴であり、チェスとの違いでもあります。
- 反則した時点で負けになる
将棋は反則をするとその時点で負けになります。
縦の列に自分の歩の駒を2つおいてしまうと反則で負けになります。
これを「二歩」と言います。
歩が相手陣地に入り「と金」になれば、縦にもう一つ歩があっても反則にはなりません。
ちなみにプロ棋士の対局でもたまーに二歩をして、反則負けになるときがありますので、うっかりには注意が必要ですね!
将棋の用語
将棋には用語があり、将棋をする際にその言葉を知っておくと便利です。
逆に知っておかないと不便になったりするので、この際に覚えておきましょう!
・指す(さす)
将棋では、駒を動かすことを「指す」と言います。
プロ棋士の対局などを見ていると、綺麗に駒を指で挟み、「パシッ」っと将棋盤に音を鳴らすので、まさしく指しているように感じることができます。
・成る(なる)
「成る」とは相手の陣地に入った時に、自分の駒が裏返り、より強力な駒になること。
・先手(せんて)、後手(ごて)
先手と後手はわかりやすいかもしれませんが、「先手」が初めに指す側のことです。
逆に「後手」は先手の後に指す側になります。
・王手(おうて)
王手とは、次に自分または相手の玉将(王将)を取ることができる一手のことを言います。
・詰めろ
詰めろとは、詰み(相手の玉将または王将が動けなくなる)になる一歩前の状態のことを言います。
・二歩(にふ)
歩がある縦の列にもう一つ歩を打ってしまうと、反則負けになることを言います。
・居飛車(いびしゃ)
はじめの配置から「飛車」を動かさずに戦いを進めること。
・振り飛車(ふりびしゃ)
飛車をはじめの配置から横に動かして戦うことを言います。
・大駒(おおごま)
飛車(ひしゃ)と角行(かく)のことを言います。
飛車と角行は非常に強力な駒なので、「大駒」と呼ばれています。
・不成(ならず)
駒が成ることができる状態なのに、あえて成らないこと。
基本的に成れる状態なのに、成らない場面はないです。
まとめ
今回は将棋の基本ルールと将棋用語について解説しました。
将棋は覚えることが多いイメージですが、一度ルールを覚えると一生遊べるゲームです。
「頭脳の格闘技」ともいわれており、楽しみながら頭を使うことができます。
頭の体操もかねて将棋をしてみてはいかがでしょうか?
また、将棋の戦い方についても紹介しておりますので、よかったらご覧下さい!
最後までご覧いただきありがとうございました!