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藤井聡太はなにが凄いのか?強さの秘訣とは?生い立ちからタイトル獲得まで

藤井聡太 凄さ将棋
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プロ棋士の藤井聡太さんをご存知でしょうか?

日本人であれば、ほとんどの人が知っていると思います。

藤井聡太さんは将棋のプロ棋士として大活躍されています。

記事執筆時点(2022年6月29日)の現在で19歳という若さにもかかわらず、

今の将棋界を引っ張ってると言っても過言ではないぐらい凄い人です。

今回はそんな藤井聡太竜王がなぜ凄いのか?

  • 生い立ち
  • タイトル獲得まで
  • 強さの秘訣

について紹介したいと思います。

藤井聡太とは?

藤井聡太がなぜ凄いのかを紹介する前に、藤井聡太さんがどんな人なのかについて紹介します。

  • 名前:藤井聡太
  • 生年月日:2002年7月19日(20歳)※記事執筆時点
  • 出身地:愛知県瀬戸市
  • 師匠:杉本昌隆八段
  • プロ入り:2016年10月1日(14歳)
  • 現タイトル保持:「竜王」「王位」「叡王」「王将」「棋聖」※記事執筆時点

生い立ち

藤井聡太さんはなぜこれほどまでに凄いのか?

その秘密を探るべく、生い立ちを見ていきましょう!

幼少期

藤井聡太竜王は、5歳の時に祖父母から将棋を教えてもらいました。

藤井聡太竜王はすぐに将棋のルールを覚え、すぐに祖父を追い越すほど成長しました。

そして、そのまま愛知県瀬戸市の将棋教室に入会。

その時に渡された500ページほどある将棋の本を1年後には読破し、記憶したといいます。

当時はまだ読み書きもできない藤井聡太さんでしたが、符号を頼りに読み進めたそうです。

そして、2010年3月に東海研修会に入会します。

この時、藤井聡太さんはまだ小学1年生でした。

2011年8月には、小学3年生で第10回全国小学生倉敷王将戦・低学年の部で優勝。

2012年1月には第9回小学館学年誌杯争奪全国小学生将棋大会に出場しました。

順調に勝ち上がったものの、準決勝で敗れました。

同年6月に研修会B1に昇級し、9月にプロ棋士の養成機関「奨励会」へ入会しました。

この時、藤井聡太さんは小学4年生でした。

藤井聡太さんの幼少期に受けた教育として有名なのが、モンテッソーリ教育です。

藤井聡太だけでなく、世界の天才たちを育てた「モンテッソーリ教育」についての記事を書いておりますので、気になる方はこちらをご覧ください。

奨励会時代

奨励会へ入会した藤井聡太さんですが、小学6年生の時には、史上最年少で奨励会初段、その後二段へと昇段しました。

中学1年生になると、史上最年少の13歳2か月で奨励会三段に昇段しました。

ここから藤井聡太さんの名前は、瞬く間に全国へ轟きました。

第59回奨励会三段リーグ戦では、好成績を収め四段へと昇段しました。

四段に昇段するという事は、プロ入りするという事を意味します。

なので、藤井聡太さんは史上最年少の14歳2か月でプロ棋士になりました。

この記録は、加藤一二三さんの14歳7か月の記録を、62年ぶりに更新した快挙となりました。

中学生棋士としては、「加藤一二三」「谷川浩司」「羽生善治」「渡辺明」に続いて史上5人目となります。

タイトル獲得まで

四段昇段後、初のプロデビュー戦は、それまで史上最年少プロ入りの記録を持っていた、加藤一二三さんとの対局でした。

結果は110手で藤井聡太さんが勝利し、公式戦初勝利を収めました。

その後、プロデビューから無敗のまま勝ち続け、29連勝という歴代最多連勝記録を達成しました。

そして、2020年棋聖戦で渡辺明さんとの五番勝負に勝ち、初のタイトル「棋聖」を獲得しました。

17歳11か月でタイトル獲得最年少記録を更新しました。

同年、木村一基さんとの七番勝負では、第一局から四連勝し、史上最年少の18歳1か月で「王位」のタイトルを獲得しました。

これにより、藤井聡太さんは一年間でタイトルを2つ獲得し、藤井二冠となりました。

2021年には保持するタイトル「棋聖」「王位」の防衛戦に勝ちながら、第6期叡王戦で豊島将之さんとの五番勝負に勝ち、タイトル「叡王」を獲得しました。

同年の第34期竜王戦では、叡王戦で対決した豊島将之さんと七番勝負に勝ち、タイトル「竜王」を獲得しました。

その後、第71期王将戦で渡辺明さんとの七番勝負に勝利し、タイトル「王将」を獲得しました。

これで史上最年少での「王将」獲得となり、タイトル五冠達成となりました。

史上最年少記録だらけで、わけわからないぐらい凄いですよね!

藤井聡太の強さの秘訣

藤井聡太五冠は史上最年少で次々と記録を塗り替えていますが、何がすごいのでしょうか?

その強さの秘訣を探っていこうと思います。

強さの秘訣①詰将棋

藤井聡太五冠の強さの秘訣に「詰将棋」があります。

詰将棋とは、与えられた将棋の譜面から、連続して王手を掛けて相手の王将を詰めるものです。

いわば、王将を詰ますパズルのようなものです。

藤井聡太五冠は、この詰将棋を解くのがものすごく速く、他のプロ棋士が解くのが嫌になるくらいの難問にも挑んで、解いてしまいます。

詰将棋解答選手権という詰将棋の大会に8歳の頃から出場しており、小学6年生の12歳の時、全問正解で優勝しました。

ここでも、史上最年少での優勝を記録しました。

この詰将棋解答選手権は、プロ棋士も数多く参加しており、そんな中小学6年生が優勝したことに、将棋界に大きな影響を与えました。

その後、2019年まで5連覇を成し遂げております。

また、藤井聡太五冠は自分で詰将棋の問題を作る「詰将棋作家」でもあります。

問題を解くことも作ることもできる、まさに天才なのです。

詰将棋は将棋の終盤の力が付きます。

将棋の終盤では「詰ますか詰まされるか」といった、ぎりぎりの局面の中で戦います。

この「詰むか詰まない」の判断が、恐ろしいほど速く正確なのが藤井聡太五冠なのです。

強さの秘訣②AI研究

藤井聡太五冠の強さの秘訣に「AIでの研究」があります。

現在AI(人工知能)の発達により、将棋界も大きく転換期を迎えております。

従来の将棋では「良くない手」とされていた手がAI(人工知能)では「良い手」と判断されることがあります。

AI(人工知能)に将棋の盤面を読み取らせると、何千通り、何億通りの中から、最善と思われる一手を計算します。

今では、多数のプロ棋士がAI(人工知能)を活用して、将棋の研究を行っています。

その中でも、藤井聡太五冠はAIが指した手との一致率が驚くべきほと高いのです。

将棋は一対一で戦う競技ですが、藤井聡太五冠は「相手ではなく、盤面と対峙している」そんな感じがします。

この局面ではなにが最善か?常に将棋盤と向き合い、AIでの研究を参考に将棋を指しているのです。

まとめ

藤井聡太の何がすごいのか?その強さの秘訣について解説しました。

また、幼少期や奨励会時代、タイトル獲得までの生い立ちも紹介しました。

藤井聡太は何が凄いのか?少しは理解していただけたでしょうか?

最近は観る将という「自分では将棋を指さないが、将棋を観る人」が増えてきています。

そんな「観る将」とは何なのか?

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