毒物劇物取扱者試験を勉強しようと思っているけど、
「勉強の仕方がわからない」
「もっと効率よく勉強したい」
そう思うことはありませんか?
毒物劇物取扱者試験は、社会人の方が多く受験する資格で、それほど多く勉強時間を確保できないと思います。
その為、少ない時間で効率的に勉強することが重要になるのです。
私も社会人で、働きながらスキマ時間に勉強して、合格することができました。
この記事では、毒物劇物取扱者試験の勉強時間や勉強方法、合格するためのポイントなどを解説していきます。
- 勉強時間と勉強方法
- スキマ時間活用法
- 毒物劇物取扱者試験のポイント
- 試験に合格するための心構え
毒物劇物取扱者試験の勉強時間
毒物劇物取扱者試験の勉強時間は、1日2時間の勉強をした場合、
文系でも2か月〜3カ月ほどあれば、合格できます。
理系であれば、1ヶ月あれば十分合格できます。
なぜなら、毒物劇物取扱者試験は、基礎化学の科目があるからです。
そして、合否が分かれる科目も「基礎化学」になります。
勉強時間はあくまで目安ですが、文系でも2か月あれば合格できる資格なので、「文系だけど大丈夫かな?」と心配する必要はありません。
私も文系ですが、1日1時間、2か月程の勉強で合格することができました。
毒物劇物取扱者試験の勉強をする前に
毒物劇物取扱者試験の勉強をする前に、確認しておきたいことがあります。
それは、
・何のために勉強をするのか
・勉強環境を整えること
・試験の特徴を掴むこと
この3つです。
毒物劇物取扱者試験の勉強に限らず、どの資格勉強にも受験にも共通することなので、自分で再確認する必要があります。
それでは、順番に見ていきましょう。
何のために勉強をするのか?
そもそもなぜ資格を取ろうと思ったのですか?
「仕事で必要だから」
「就職や転職で有利だから」
「資格勉強が趣味だから」
など、人それぞれ理由があるはずです。
まず、自分がなぜその資格を取ろうと思ったのかをもう一度考えてみて下さい。
そして、自分が資格を取る理由を見失わないようにしましょう。
そうすることで、資格勉強で困難にぶち当たった時に、壁をぶち壊す原動力になります。
勉強は基本的に自分との戦いで、その自分との戦いに勝たなくてはいけません。
「仕事で疲れたから今日はやめよう」
「忙しいから時間が空いたらやろう」
など、やらない理由を探す自分に打ち勝たないといけません。
自分に向き合い、打ち勝つためにも「なぜ資格を取るのか?」を明確にしましょう。
資格を取るメリットについて書いている記事もありますので、気になる方はこちらの記事もご覧ください。
勉強環境を整える
「あなたは1日にどれぐらいの勉強時間がありますか?」
毒物劇物取扱者試験は、社会人の方が多く受験されるので、「まとまった時間が取れない」人もいると思います。
少ない時間を有効活用する必要がありますし、そもそも勉強時間がどれぐらいあるか?
「どれだけ勉強時間を確保できるか」が重要になってきます。
働きながら資格を取るには、1日に自分がどんな時間を使っているかを知ることから始めましょう!
むやみに睡眠時間を削って勉強したりするのは、健康に悪いですし、かえって効率が悪くなります。
僕は絶対に睡眠時間は削らないと決めていました!
1日に自分が何に時間を使っているのかを知れば、無駄な時間が見えてきます。
その無駄な時間を資格勉強をする時間に当てるだけで、スキマ時間も含め1日合計1時間の勉強時間は確保できると思います。
そうやって自分の勉強時間を確保するところからスタートです。
試験の特徴を掴む
「何のために資格勉強をするのか」「勉強環境を整える」
この2つをクリアした後は、試験に合格するために「試験の特徴」を掴みましょう。
試験の特徴を掴むことで、「効率的に勉強ができる」ほか「合格に近づく」ことができます。
ただただ、テキストを買って勉強をすれば合格するわけではありません。
どんな問題形式なのか?どんな試験なのか?を理解し、試験の特徴を掴むことで合格できます。
具体的な試験の特徴は次で紹介しますので、順番に見ていきましょう。
毒物劇物取扱者試験の特徴
毒物劇物取扱者試験の特徴を3点ほど解説します。
なお、僕の体験して感じた事なども紹介していきたいと思います。
また、毒物劇物取扱者試験の難易度や合格率などの詳しい情報が知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
都道府県によって問題が変わる
毒物劇物取扱者試験の最大の特徴は、都道府県によって出題される問題が変わるというところでしょう。
なので、あなたが受験する都道府県や地域で出題された過去問集を買って勉強する必要があります。
つまり、自分が受験する都道府県の出題傾向をつかむことが必須です。
僕は関西広域連合で主催の試験で受験したので、関西地域の過去問集を買いました。
問題形式
毒物劇物取扱者試験は筆記試験と実地試験に分かれます。
また、筆記試験には3科目あります。
問題数や試験時間、試験の時期なども都道府県によって変わるので、
ご自分が受験する都道府県の内容をしっかりとチェックしましょう!
筆記試験
筆記試験は3科目あります。
①毒物及び劇物に関する法規
②基礎化学
③毒物劇物の性質及び貯蔵、その他取扱方法
また、試験は5択のマークシート方式で開催されます。
実地試験
実地試験では、毒物劇物の識別及び取扱方法について出題されます。
実地試験と聞くと、何か作業をするのか?と誤解しそうな気がしますが、
筆記試験と同じで5択のマークシート方式で出題されます。
※試験科目名は各都道府県によって変わります。
また、筆記試験と実地試験とを分けずに出題されていたり、科目名が変わって出題されたりする都道府県もあります。
例えば、僕が受験した関西広域連合では、筆記試験と実地試験との区別をせずに、
③「毒物劇物の性質、貯蔵、識別及びその他の取扱方法」という形で出題されました。
試験の種類が3種類ある
毒物劇物取扱者試験には、試験の種類が3種類あります。
①一般毒物劇物取扱者試験
すべての毒物劇物を取り扱うことができる。
②農業用品目毒物劇物取扱者試験
農業用品目である毒物劇物
③特定品目毒物劇物取扱者試験
特定品目である毒物劇物
どの種類の試験を受験するかは、ご自分の仕事で必要な種類を受験することがいいでしょう。
ただ、ほとんどの人がすべての毒物劇物を取り扱うことができる「一般毒物劇物取扱者試験」を検討していると思います。
この記事では、一般毒物劇物取扱者試験の受験を前提に解説していきます。
毒物劇物取扱者試験の勉強方法
毒物劇物取扱者試験に合格するには、正しい勉強の仕方で勉強をする必要があります。
また、テキストや問題集選びも合否を左右する要因です。
特に社会人の方は、効率的に勉強することが求められますので、空いた時間で勉強ができるような参考書を選ぶことが必要です。
それでは、毒物劇物取扱者試験の勉強方法をご紹介していきます。
問題の傾向を掴む
毒物劇物取扱者試験に合格するためには、「問題の傾向を掴む」ことが大切です。
過去にどのような問題が出されているか?
あまり出ていないところはどこか?
について理解し、問題の傾向を掴むことが合格へ繋がります。
特に毒物劇物取扱者試験の問題は、下調べが重要です。
なぜなら、「都道府県によって出題される問題が違う」からです。
自分が受験する都道府県の問題傾向を調べ、
・よくでる問題
・難しそうな問題(最悪捨てる問題)
・どのように出題されているか?
この3つは必ずチェックしましょう!
先述したように、毒物劇物取扱者試験は都道府県によって出題形式が変わります。
筆記試験と実地試験が分かれていたり、筆記試験と実地試験の区別がなく
「毒物劇物の性質、貯蔵、識別及びその他の取扱方法」とまとめられている場合もあります。
だからといって問題の内容が変わるわけではなく、そこまで支障が出るものでもありません。
しかし、「いざ試験を受ける」という時に、出題形式を把握していなかったために、余計なことを考えてしまうことになる場合があります。
問題を解くことだけに集中できるよう、事前に調べておきましょう。
テキストをざっと読む
毒物劇物取扱者試験に合格するには「テキストをざっと読む」ことです。
テキストを読んで覚えるよりも、問題を解いた方が確実に記憶に定着します。
しかも、毒物劇物には似たような名前がたくさん出てきます。
性質も似たようなものがたくさんあり、覚えるのが大変です。
問題を解いたあとの補助的な役割としてテキストを活用する方が効果的です。
とはいっても、テキストは必ず読んでください。
問題集では問われなかった性質が試験当日に出る可能性も十分あるからです。
その点、テキストには性質などの情報が網羅されているので、テキストも有効活用することが大切です。
問題集をやる
テキストを読んだ後は、問題集をやりましょう。
毒物劇物取扱者試験に合格するには、問題集をたくさん解くことです。
問題集をたくさんやることで、「自分の苦手なところ」がわかってきます。
苦手分野がわかれば、対策を立てることができますよね。
また、試験の傾向などもわかってくるので、問題集を解くことはメリットしかありません。
毒物劇物取扱者試験は、過去に見たことのない問題も出題されます。
特に「基礎化学」の分野では、テキストに載っていないことも出題されるので、いろんなたくさん問題を解いて、慣れておくことが大切です。
過去問をやる
毒物劇物取扱者試験の勉強で、過去問は非常に大切です。
問題集は、試験に出そうな問題をまとめたものですが、過去問は過去に実際に出題された問題です。
実際の試験問題を解くことで、難易度が肌感でわかりますし、解くのに掛かる時間を知ることもできます。
過去問を解く際は、できるだけ本番に近い状態で問題を解きましょう!
大事なのは試験に合格することです。
試験当日に普段の環境と違うせいで、本来の力が出せないのでは元も子もありません。
常に試験を意識した勉強をすることが大切です。
問題集と過去問を繰り返す
毒物劇物取扱者試験の勉強方法は、「問題集と過去問を繰り返し解く」ことです。
問題集と過去問を繰り返し解いて、自分の体に問題をしみつかせましょう。
3週ぐらいは確実にしたいところですね。
ここで大切なのは、問題の解答を毎回考えることです。
毒物劇物取扱者試験の解答形式は、記述式ではなく選択式になります。
問題集や過去問を繰り返し解いていると、答えの記号がわかってくるため、問題を見た時に答えの記号を覚えてしまいます。
この勉強は意味がなく、答えの記号を覚えているだけなので、同じような問題が試験で出た際に間違えてしまいます。
必ず、「○○だから答えは○○になる」となぜその答えになるのかを人に説明できるような勉強をしましょう!
スキマ時間活用法
社会人の方は、まとまった時間が取れない人が多いですよね。
僕も働きながらの資格勉強だったので、限られた時間を有効に使って勉強をしていました。
さらに、僕には当時3歳と4歳の子供が2人いて(現在は3人)、子育てもしながらだったので、スキマ時間を活用するしかなかったのです。
ここでは、通勤時や少し時間が空いた時にできる勉強法をご紹介します。
暗記プリント
スキマ時間を活用するには「暗記プリント」がおすすめです。
暗記プリントは、①自分で作るか②ネットや参考書の購入特典を利用するかです。
僕は参考書についてある購入特典の暗記プリントをダウンロードして使いました。
この「第3版 毒物劇物取扱者 合格教本」では、購入特典として暗記プリントをインターネットからダウンロードできます。
項目別に分かれているので、わかりやすく一覧できます。
毒物劇物取扱者試験の暗記プリントだけでなく、参考資料もダウンロードできるので、自分にあった勉強が可能です。
暗記プリントは持ち運びが便利なので、通勤電車やちょっとしたスキマ時間に勉強するのにうってつけです。
アプリ
スキマ時間を活用するには「アプリ」もおすすめです。
毒物劇物取扱者試験をアプリで勉強できるのは、忙しい社会人の方にとって嬉しいですよね。
また、アプリだけでなくウェブサイトでも勉強ができるので、テキストや問題集が手元にない場合も、手軽に勉強ができます。
ただし、毒物劇物取扱者試験は都道府県によって問題が変わるので、参考程度にする方がいいと思います。
また、毒物劇物取扱者試験は危険物乙4や簿記などの有名資格に比べるとマイナーな資格です。
有名資格に比べると、良質なアプリが限りなく少ないのが現状だと思います。
テキストや問題集はきちんと買って、スキマ時間用にアプリなどを利用するようにしましょう。
自分でまとめる
スキマ時間を活用できるように「自分でまとめる」こともおすすめです。
覚えたいところを自分でまとめることで、凝縮された情報ができ、スキマ時間で活用しやすくなります。
テキストをそのまま覚えるのではなく、自分の言葉でまとめることで、記憶に残りやすい自分だけの教材ができるのです。
語呂合わせで覚えるときなども、自分の言葉で書いてまとめてみることがいいでしょう。
毒物劇物取扱者試験のテキスト
毒物劇物取扱者試験はテキスト選びが非常に大切です。
自分に合ったテキストを選ばないと、後々後悔することになります。
毒物劇物取扱者試験でおすすめのテキスト、問題集、過去問をご紹介しますので、ぜひ参考にして下さい。
毒物劇物取扱者のおすすめテキスト
毒物劇物取扱者試験のおすすめテキストは、「第3版 毒物劇物取扱者 合格教本」です。
このテキストは、重要度の高い順に星がついており、どこがよく出題されているかが一目でわかります。
法規、毒物劇物の性状、取扱方法、貯蔵法、廃棄法、応急処置、毒性・解毒剤、鑑別方法、用途とすべて網羅されています。
もちろん基礎化学も載っていますが、基礎化学は幅広い分野で出題されるため、別途テキストを購入することをおすすめします。
このテキストは、単元ごとに復習問題があり、インプットとアウトプットがきちんとできるようになっています。
テキストを読んで、復習問題を解くことで記憶に定着しやすくなるので、効率よく勉強ができます。
さらに、テキストの購入特典として、暗記プリントや参考資料などがインターネットからダウンロードできます。
実際、僕はこのテキストを購入して試験勉強をしました。
毎日が忙しい社会人の方には、このテキストが最適な一冊になります。
次におすすめのテキストは、「毒物劇物取扱者 短期合格テキスト 第3版」です。
このテキストは、大事なところがすべて赤文字で書かれていますので、電車で通勤している人などは、
赤シートで隠して勉強することができます。
赤シートで隠して暗記する方法は昔からありますが、やはり記憶に定着しやすいので、赤シートで隠して勉強できるこのテキストはおすすめです。
このテキストは購入特典として、全国の過去問を3年分ダウンロードできます。
また、暗記キーワードがテキストに載っていて、非常にわかりやすいです。
もし、私が今受験するならテキストやイラストの見やすさから、このテキストを選びます。
毒物劇物取扱者試験で一番難しいと感じるのは「基礎化学」です。
化学が得意な人なら、基礎化学を一から勉強する必要はなく、新しく化学のテキストを買う必要はありません。
ただ、化学が得意な人ばかりではありませんし、毒物劇物は化学で合否が分かれると言っても過言ではありません。
「基礎化学が苦手」
「学校で勉強してから時間が経って不安」
そんな方はこちらの「鎌田の化学基礎をはじめからていねいに」がおすすめです。
この本は単元ごとに復習問題があります。
インプットだけの勉強ではなく、必ずアウトプットをする仕組みになっている本なので、よく作られているテキストだと思います。
この本をすべて勉強するよりは、毒物劇物の過去問で出題される基礎化学の勉強をしていくことが、効率よく勉強する方法だと思います。
テキストは繰り返し覚えるまで何度も勉強しましょう!
毒物劇物取扱者おすすめの問題集
毒物劇物取扱者試験のおすすめ問題集は、「毒物劇物取扱者試験 問題集 令和5年版 関西&中部編」です。
毒物劇物取扱者試験は、都道府県によって出題範囲が異なるので、自分が受験する都道府県の問題集を買うことが必須です。
僕は関西広域連合主催の試験に受験したので、
こちらの問題集を買いました。
この問題集はよく出題される問題を★印で書いてくれていますので、重要度の高い問題から解いていくことがいいでしょう。
問題集を解いてみればわかりますが、基礎化学が難しいです。
基礎化学を重点的にすることをお勧めします!
以下、それぞれの都道府県に対応した問題集を載せておきますので、ご自分の地域の問題集をご覧になって下さい。
北海道、東日本編
関東編
九州編
毒物劇物取扱者の過去問
過去問は問題集を買うと購入特典として、インターネットからダウンロードすることができます。
必ず何度も何度も解いて、実際の試験レベルに慣れることが大切です。
自分が受験する都道府県の過去問を最低でも3年分、余裕があれば5年分は解きたいところです。
また、自分が住んでいる都道府県の周辺地域も、できれば解いておきたいところです。
人によっては、自分が住んでいる県だけでいいという方もいますが、僕が受験した時は他県の試験問題が出題されました。
ですから、余裕があれば周辺地域の過去問を解いておくようにしましょう。
余裕があればです!
毒物劇物取扱者試験のポイント
毒物劇物取扱者試験の試験のポイントは、「基礎化学」と「毒物劇物の性質と取扱方法」です。
毒物劇物には似たような名前がたくさんあり、性質や取扱方法も似たようなものがたくさんあります。
基礎化学で、モル計算やボイル・シャルルの法則などの計算問題は出てきますが、ほとんどは暗記です。
出題される問題も幅広く、あまり出題されていなかったところも出題されたりします。
つまり、毒物劇物取扱者試験に合格するには、基礎化学と毒物劇物の性質と取扱方法を重点的に勉強することです。
法規は、それほど応用問題が出ず、同じような問題が出るので、問題集と過去問を解いていれば受かるでしょう。
法規では、満点を取る勢いでいましょう。
試験に合格するために
毒物劇物取扱者試験に合格するためには、試験に対する心構えが大切です。
ここでは、受験するうえで知っておくべきことや心構えをご紹介します。
必ず知らない問題がでると理解しておく
毒物劇物取扱者試験に限らず、資格試験では必ず「知らない問題」が出ます。
その時に、「知らない問題がある」と焦ってしまっては、その後の取れる問題も間違ってしまいます。
最悪知らない問題が出た場合は、焦らず解ける問題を解くことです。
そして、解ける問題を解いた後に知らない問題を解きましょう!
知らない問題でも冷静に考えることができれば、対応できることもあります。
知らない問題に焦ってしまって、試験が終わって冷静になってから、「あ、これだったのか」と気づくのでは遅いのです。
合格するためには、「知らない問題が出る」ことを頭に入れて、焦らずに対応しましょう!
体調を崩しても合格できるように
毒物劇物取扱者試験では、「体調を崩しても合格できる」ぐらいの気持ちで勉強をしましょう。
資格試験は、何が起こるかわかりません。
試験当日に体調を崩してしまうかもしれません。
その為の自己管理は大切です。
ただ、どれだけ対策をしていても、体調を崩してしまう時はあります。
実際、僕は試験当日に胃腸炎になり、熱と腹痛にうなされながらも受験しました。
何が起こるかわからないからこそ、体調を崩しても合格できるぐらいを目指しましょう。
一夜漬けでは受からない
毒物劇物取扱者試験は一夜漬けでは受かりません。
化学が得意な理系の人であれば、もしかすると試験直前に勉強しただけで、合格できるかもしれません。
ただ、それは受かればラッキーという賭けです。
毒物劇物取扱者試験は、一夜漬けでは合格できないことを理解し、化学が得意な人でも最低1ヶ月。
化学に自信がない人や復習が必要な人は、2ヶ月~3ヶ月はみておきましょう。
簡単な県を受験する
毒物劇物取扱者試験が簡単な県があり、自分が住んでいる都道府県ではなく、他県で受験することもできます。
どうしても自信がない方は、試験が簡単と言われている県で受験することもできます。
難しいと言われているのは、東京や大阪などの都市部の試験です。
反対に比較的簡単と言われているのは、地方の都道府県になります。
確実に合格するために簡単な県で受験する方法もあることを知っておきましょう。
※ただし、新型コロナウィルスの影響で他県での受験ができない場合があります。必ず受験しようとしている都道府県の公式サイトにて確認して下さい。
試験の申し込み方法や受験料に関して詳しいことが知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
まとめ
今回は毒物劇物取扱者試験の特徴や資格を取るための勉強法について書きました。
社会人の方で一番難しいところが、勉強時間の確保だと思います。
まず、勉強時間を確保すること!
隙間時間に勉強できるように工夫すること!
ここからだと思います。
あとは、参考書に沿って勉強する。
そして、過去問で傾向をつかみ反復して問題を解く。
資格試験は自分自身との戦いです。
あなたのさらなるキャリアアップを応援しています。
また、毒物劇物取扱者は危険物乙4の資格と比べられることがあります。
危険物乙4のことを詳しく知りたい方は、こちらをご覧頂ければと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました!