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宇宙の歴史│人類は宇宙をどのように考えてきたのか?古代~現在まで

宇宙 歴史学び
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宇宙は私たち人類にとって未知の世界です。

現在、さまざまな研究者たちが宇宙を解明するため、日々取り組んでいます。

そのおかげで、私たちは現在宇宙がどのようにできたのか?を知っています。

現在では「ビッグバンで宇宙が始まった」という事がわかっております。

ただ、古代の人類は今とはまったく違った宇宙観で宇宙を考えていました。

今回は、古代~現在まで宇宙がどのように考えられてきたのかという歴史を紹介したいと思います。

古代の人類が考えた宇宙

古代の人々は宇宙の事をどのように考えていたのでしょうか?

古代の人は宇宙がどのように生まれたのかを説明しようと、神話として物語に残したり、星や月、太陽を観察して、宇宙がどのような姿をしているのかを考えました。

インド人の考えた宇宙

古代インドの人々は「大きな亀の上にゾウ達が乗っており、その上に大地がある」と考えていました。

そしてその大地には須弥山(しゃみせん)という山がそびえ立ち、それらすべてをぐるりと蛇が囲っていると考えていました。

これは宇宙が生と死の循環を繰り返しているという事を表しているそうです。

エジプト人が考えた神話宇宙

エジプト人が考えた宇宙は、「大地の神から天の女神が引き離されて、宇宙が生まれた」と考えました。

天の女神は4本の手足で天を支えています。

船に乗った太陽は夕方に、天の女神に飲み込まれ、朝になると生まれるという神話を残しています。

中国人が考えた宇宙

中国人が考えた宇宙は「空は卵の殻のような丸い天球で、太陽や月は天球と一緒に回っている。中には水があり、平らで四角い大地が浮いている」と考えていました。

天球とは、自分が中心として、天体が張り付いて見えるのような球面の事です。

天球の言葉の意味を詳しく知りたい方、こちらをご覧ください。

参考:天文学辞典(公益社団法人 日本天文学会)

バビロニア人が考えた宇宙

バビロニア人の人々は「大地の中心には山があり、地下には巨大な淡水の池がある。天はドーム状になっていて、星たちはそこに張り付いている」と考えました。

また、太陽と月が通るトンネルがあり、そのトンネルを通って出たり入ったりすると考えられていました。

ユダヤ人が考えた宇宙

ユダヤ人は「太陽の下には地下水が流れており、その下には地獄がある。空はドーム状になっていて、雨や雪の貯蔵庫になっている」と考えました。

また、その内側を星たちが散らばっていると考えていました。

このように古代の人類はさまざまな宇宙観を持っていました。

今考えると突拍子もないような考えですが、当時は大真面目に考えていたことでしょう。

また、古代の宇宙観は他にもいろんな説や神話があり、宇宙は近くで見れないからこそ、人々を魅了する存在だったのでしょう。

天動説と地動説

天動説が主流に

古代の人類が考えていた宇宙観から時が経ち、今から1500年程前までは「天動説」が信じられていました。

天動説とは「地球が宇宙の中心で、地球の周りを他の天体が周っている」という考えです。

天動説を提唱した人の中で、有名なのは「アリストテレス」でしょう。

アリストテレスは古代ギリシャ最大の哲学者であり、自然学者でありました。

さまざまな学問で影響を及ぼした人物であり、アリストテレスが天動説を唱えたことによって、多くの人が天動説を信じました。

天動説から地動説へ

世間では天動説が信じられていたわけですが、「地動説」を提唱する人もいました。

地動説とは、「太陽が宇宙の中心であり、太陽の周りを地球や他の天体が回っている」という説です。

現在では、当たり前のように太陽の周りを地球が回っていると理解できますが、当時は地動説の方が間違っていると考えられていました。

そんな中、「コペルニクス」や「ガリレオ」が地動説を唱えました。

コペルニクスは地動説を唱えた初めの人物と言われており、コペルニクスの死後にガリレオがそれを受け継ぐように地動説を唱えました。

コペルニクスは地動説の方が他の天体の動きなどを自然に説明できると言いました。

そしてガリレオは地動説を確かめるため、自作で望遠鏡を改良し、その望遠鏡を使って宇宙を観察しました。

そこでガリレオは、「地球を中心に回っていない天体がある」ことを発見しました。

木星の周りを回る天体には、地球を中心に回っていないものがあったのです。

また、太陽が自転している事も発見したりと、地動説を決定づける証拠を見つけたのです。

これによって長らく考えられていた、天動説は覆され、地動説が主流になりました。

ガリレオは他にもたくさんの功績を残しています。

ガリレオについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

ビッグバンでできた宇宙

地動説が確立され、現在では「宇宙はビッグバンによって生まれた」ということがわかりました。

私たちが住む宇宙はだんだんと広がっているのです。

この膨張は、宇宙がビッグバンで生まれたためにが起こっています。

膨張が意味するのは、始まりがあったこと。

また、終わりがあるという可能性があります。

つまり、宇宙は過去から未来まで変化し続けているのです。

ここでは、今現在の科学でわかっていることを書いていきます。

いつビッグバンは起きた?

宇宙に始まりがあるとすれば、いつできたのでしょう?

宇宙はビッグバンによって、138億年前にできました。

ビッグバンとは、超高温で密度がとても高い状態から急速に膨張するこのできごとの事をいいます。

初めは超高温でしたが、宇宙が膨張していくにつれて冷えていき、やがて銀河などの天体ができたと言われています。

証拠①宇宙の膨張

ビッグバンで宇宙ができたと考えられている理由の一つに「ハッブルの法則」というのがあります。

銀河までの距離を測ると、ほとんどの銀河が私たちから遠ざかっているのが確認できます。

さらに、遠くの銀河ほどより速く遠ざかっています。

このことをアメリカの天文学者「ハッブル」が発見したため、「ハッブルの法則」と言われています。

このことから宇宙が膨張していることがわかり、ビッグバンによるものだと考えられる理由の一つです。

証拠②マイクロ波

宇宙を観測すると、どの方向にも「マイクロ波」を確認することができます。

このマイクロ波は正確には「宇宙マイクロ波背景放射」と言います。

ビッグバンが起き、宇宙が高温だったころ、あらゆる方向に光がでました。

そしてこの光が長い間ただよい、宇宙の膨張によって波長が伸びてマイクロ波になった。

宇宙がビッグバンであると仮定すると、このマイクロ波についての理由が説明できるのです。

証拠③宇宙にある元素の割合

宇宙にある元素は重さ(質量)で比べると、70%以上が水素、25%ぐらいがヘリウムで他の元素はわずかです。

昔の宇宙は高温で高密度だったので、核融合反応によってヘリウムが作られました。

ただ、宇宙の急激な膨張によってすぐに反応が止まり、多くの水素が残された。

この宇宙の元素の割合を見る事で、ビッグバンによって宇宙ができたという事が説明できます。

まとめ

古代の人々が考えた宇宙観から天動説を経て、現在では地動説が確立され、ビッグバンによって宇宙ができたことがわかりました。

私たちが暮らす地球では想像ができないことが宇宙では起こっています。

そして、簡単に宇宙に行くこともできません。

現在でも、宇宙についてわかっていることは、まだまだごくわずかです。

こういった宇宙の壮大さが、人類にとって宇宙を魅力的にさせるのでしょう。

さまざまな人たちが宇宙を解明したいという思いがあったおかげで、現在の私たちは宇宙の事を以前より正確に知ることができました。

まだまだ宇宙の事は解明できていませんが、これからもたくさんの研究者の方が解明してくれることでしょう。

また、そういった偉人のおかげで、今の私たちの暮らしがあることがわかりました。

宇宙だけでなく、さまざまな功績を残した偉人の記事を書いておりますので、気になる方はご覧ください。

最後までご覧頂きありがとうございました!

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